貸金業務取扱主任者

昨日は、貸金業務取扱主任者の試験日でした。
そして、私も初めて受験をしてきました。
受験のきっかけは、現在勤務している会社からの要請であり、貸金業の内部管理を担当する者として、そして貸金業法で定められている「50人に従業者毎に1名の貸金業務主任者の登録」を今後も満たすための要員の1名となるため、受験を命じられたものでした。

受験生は、20代と30代と思われる人たちがほとんどでした。そして会話を聞くと、多分貸金業を営む会社から言われて受験している人が過半数を占めているよでした。また一部法学部系の学生さんが就活のために受験しているような会話もありました。女性の比率もかなり多く、私のような年齢を重ねたおじさんは、非常に少なったです。
これは、行政書士試験と少し違っており新鮮でした。

試験は例年通り、2時間で合計50問。
全て四つの選択肢から選ぶもので、半分以上は貸金業法から、そして残りは民法を中心に、貸金業務に関連する各種法律からの出題でした。
行政書士試験のように時間に追われるという感じの試験ではなく、実際10分前にはほとんどの人は正誤は別にしてマークシートを付け終えていた感じでした。
出題内容としては、改正民法関係から複数問あったのが、想定外でしたが、あとは、オーソドックスな出題という印象でした。
例年概ね60%を正解すると合格となりますが、果たして今年はどうなるのでしょうか?

10日前には、日本クレジット協会主催の割賦会販売法自主ルール研修の社内講師資格の受験をし、また来週後半には同じく日本クレジット協会の資格の最高位となるクレカウンセラーの2次試験の受験をする予定です。
つまり、今月はローン関連での資格試験を3本も受験するという、ハードな月になっております。
自分の強みであるファイナンス、金融関連を俯瞰的に確認できるこうした勉強は、行政書士として今後活動していく上でも必ず役に立つと信じております。
貸金業の設立、運営等支援等のサポートは勿論、クレジット、ローン関連で何かありましたらお気軽に音合わせください。行政書士としてできない内容であっても適切に対応可能な専門職を、または公の窓口を紹介いたします。

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